前回のロードバイク紹介の続きを。(その1はこちら

ロードバイクの外見上の特徴といえば、やはり曲がったドロップハンドルでしょうか。
MTBからスポーツサイクルを始めた私ですが、最初は「本気すぎるカタチはちょっとなぁ・・・」と敬遠していました。
しかし当然のことながら、その形には理由があるんですね。

 

 

 

ちなみに、初めて跨った方のほとんどが握る位置がココ。
弱虫ペダルの読者である可能性が大。

 

 

 

 

基本的な握り方はこうなります。

これはブレーキレバーだけでなく、変速機のレバーも兼ねてるんです!

 

 

 

 

ブレーキはわかるけど、変速機のレバーが見当たらないよ。

 

 

 

 

 

実は・・・
ブレーキレバー自体が横方向(内側)にも動いちゃう!

 

 

 

 

これ考えた人すごいなーと思います。
昔は、フレームに取り付けられた変速レバーを操作してたんですよね。

その変速がよくわからない、って声もチラホラと聞くので、説明しておきます。
ペダルを踏むと、前ギアが回転。チェーンを介して、後ギア、タイヤへと駆動力が伝わります。
ロードバイクの場合、前ギアが2枚、後ギアが10もしくは11枚が標準的です。このバイクは後10枚なので、2×10=20段変速(20speed)となります。
前と後のギアの組み合わせを変えることで、ペダルの踏み込みの重さと、回転する距離を変更します。踏み込み重い=距離長い、踏み込み軽い=距離短い、ですね。人間の足の力は限りがあるので、このギア選択を適切に行うことで、効率よく推進エルギーをに変えます。

 

 

後ギアが一番小さいと、一番進む組み合わせです。
このバイクの場合、前ギアが50T(歯の数が一周50個)、後ギアが11T。ペダルを一回転すると、後ギアは50/11=4.5回転します。そしてタイヤの外周は2.1mなので、4.5×2.1=9.45m。
ペダルを1回転させると10m弱進むんです!!
すごくないですか? 1分間に90回転のペースでペダルを踏めば、850m/分。時速に直すと51km/h! ロードバイクが速い理由がわかりますよね。
でも、そんな重たいペダルを長時間踏めるわけがない。上り坂なんて絶対に。

 

後ギアの方が枚数も多いので、こちらで調整します。
どんどん大きくしていきましょう。この図では、一番大きいギアまで移動させました。
一番大きい後ギアは34Tなので、先ほどと同様に計算すると50/34×2.1=3.08m。先ほどの約1/3しか進みません(T_T)
でもその分、踏み込む力は軽くなってるんです。
これだけ軽くなっても、上り坂だとまだシンドイ。
そんな時は、前のギアを変えてあげましょう。

 

 

坂道で、先ほどの状態から前ギアだけ変えると、かなりびっくりします。
前ギアの小さな方は34Tなので、34/34×2.1=2.1mしか進まないんです。
その分ペダルはクルクル回ります。軽すぎるくらい。差が激しすぎる。
なので、後ギアを操作して、少し重たくする必要があります。

 

 

 

ちなみにこのバイクの後ギアは「11/1/15/17/19/21/23/26/30/34」の歯数となっています。試しに3段小さくすると23T。
34/23×2.1=3.10mで、前50後34の組み合わせより、少しだけ軽くなりました。
なので、坂がさらにキツくなれば、後ギアを26T=>30T=>34Tと大きくしていき、踏み込みを段階的に軽くして行くことができます。

上り坂が終われば、今度はギアを変えて踏み込みを重たくして、回転距離を伸ばしていきましょう。

 

 

 

と、図で文章で説明するとややこしいですが、実際に乗ってみればすぐに慣れます。
変速を上手に使って、異次元のスピードを体感してみませんか!?

レンタルサイクル の紹介と言うより、ロードバイクの説明になってしまいましたね。
その3に続く・・・ かな?

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