週末は秋深まる矢田山をマウンテンバイクで散策してきました。

21世紀初頭(言い方大げさww)くらいまではブームだったマウンテンバイク(MTB)も、現在ではロードバイク人気の波に押されマイナーな存在に。でもロードバイクと違った面白さは今でも健在です。

だれもがその名を聞いたことはあるであろう人気漫画「弱虫ペダル」。2年間のロードレースインターハイ編を終え、現在はなんとMTB編に突入。

ロードバイクは、玄関開けたらそこがフィールド。比較的簡単に乗れたりと始めやすいです。しかしMTBを本格的に楽しもうと思ったら、やはり山まで行かないといけない。そこまでの移動も大変だし、遠ければ車に積んで行くことも。それよりも、MTB走行禁止の山も少なくなく、走れるフィールドが限られている現状。そりゃ、皆さんロードバイクしか乗りませんよね。

でも逆にいうと、走れる山やアクセス手段があれば始めやすいと思いませんか?

 

 

今回訪れたのは、奈良にある矢田丘陵。
スタート地点の矢田自然公園「矢田山遊びの森」まで車で移動します。大阪市内から高速を使えば30分くらいで到着する立地の良さです。
ただし初めて行かれる方は、途中の道の細さと勾配に「絶対間違えてるよね??」と不安になるので要注意。

 

 

 


ハイエースからバイクを降ろし、皆さんも準備OK。
・・・・ん・・・??
私のバイクのフロントタイヤ、蟹みたいに泡吹いてるよ。
切り傷から空気が漏れてます(T_T)

車やオートバイと同じチューブレス構造のタイヤなので、中にチューブが入ってません。その代わりに、隙間を埋めるシーラントと言う液体が入っていて、一気に空気が漏れることを防いでくれています。修理するにも時間かかるし、お客様お待たせしたくないし。空気多めに入れて、減って来たらその都度継ぎ足す判断に。

 

幸先悪いスタートでしたが(私がね)
お客様は笑顔で。しかし、それも最初だけ。

 

 

 

 

普段ロードバイクに乗ってて坂好きなはずなのに、うまく乗れない進まない。

苦悶の表情をしてましたが、それも仕方ないんですね。
アスファルトと違って山道は凸凹があり、石や木の根などがいたるところに。どこのラインを通るか、前後タイヤへの荷重をどうかけるかなどがモロに影響します。
ロードバイクだと何も考えなくても進みますけど、MTBはそうはいきません。

 

でも、その違いを理解し、ちょっとしたコツを掴むと

はい、もうこの笑顔。

まだ2kmしか走っていませんが、かなりお疲れの様子。

 

 

 

 

 

階段の登りにもチャレンジ。

 

 

 

 

 

慣れて来たお二人。登りが楽しい彼女さんと、降りが楽しい彼氏さん。
ワー、キャー、言う声が無線越しに耳に届きます。

木漏れ日の中を気持ちよく駆け抜け、展望台からは奈良の街を眼下に。

MTBの有名なルートだけあって、多くのサイクリストが走りに来ています。
知り合いにもばったりバッタリ。
走りがカッコ良いです。

 

 

 

往路のクライマックスは、松尾山の山頂アタック。
マイバイクで通ってる人でも足をついてしまう、登りきるのが難しいゲキサカ。

すぐに前輪が浮いてしまったり、まっすぐ走れなかったり。

そりゃそうだ。

写真では分かりにくいですが、実際にこれくらいの斜度があります。

私もチャレンジしましたが、あえなく失敗。靴とペダルが固定されているビンディングならクリアできたかもと、負け惜しみww

 

 

 

 

 

ここまでで約5km。通常はここで折り返すのですが、法隆寺駅前まで降ってランチにするオプションを提案。
200mほど降るので、もちろん復路はその分登らなければいけません。
「200mですよね? 舗装路だったら大したことないですよね?」と余裕の返事。これが後に泣きに変わることを知らずに・・・

松尾寺から舗装路のダウンヒルを楽しんで、法隆寺。
中に入るのは面倒だったので、南大門越しの五重塔をバックに記念撮影。

そして、駅前の人気レストラン若竹さんへ。

エビフライが有名なんですけど、隣のテーブルに運ばれてくる日替わりランチの美味しそうな匂いに、思わず同じものを注文。
最近は大盛りしないんですけど、オナカペコリーナだったので迷わず。
ミンチカツも唐揚げも、予想以上の美味しさ。そして疲れた身体に染み渡る、濃いめアツアツのお味噌汁。
このために頑張った価値ありましたね。

復路はのんびり、奈良のサイクリングロードを走り始めるも

 

 

 

 

 

松尾寺に続く登り坂は、想像以上に苦しむことに。ロードバイクみたいに軽々とは登らないんですよね。
そして最後は、斜度がさらにキツくなる。

登り切った後は、表情が死んでました。彼氏さんはすでに足ついてるし。

しかし再び山道に入れば、元気一杯。めっちゃ上達してます。

心配だったタイヤのパンクもなんとか持ちこたえ、私も楽しませていただきました。

 

 

 

 

 

 

最後はロングダウンヒルで気持ちよくフィニッシュ!
転倒なく帰ってこれたのが一番の収穫です。彼氏さんは太ももの筋肉痛というお土産付きですけど。

初心者にも走りやすい、この林道。
全国的にも珍しい、行政も公認もMTBフィールドなんです。もちろん専用ではないので、ハイカーさんとの共存共栄が必須。挨拶したり、すれ違う際は立ち止まったりとマナーを守らねばなりません。苦労してここを走れるようにしてくださった、共生の会の方々に感謝しつつ。

弱虫ペダルの影響でこのようなフィールドが荒れるのではないかと心配される方もいますが、皆でルールを守り誰にとっても楽しいフィールドとなることを願います。

 

 帰りは、週末だけ開いていると言うパン屋さんでエネルギー補給。

 

 

 

 

 

冬は寒くて自転車乗りたくない、って思いますよね。確かにロードバイクは寒いんです。運動で身体が暖かくなっても、風は冷たいのでどうしても冷えちゃいます。
でもマウンテンバイクは絶対スピードが低いので、そこまで寒くならないんです。逆にちょうど良いくらい。

まだロードバイクしか乗ったことないと言う方、この冬はマウンテンバイクに挑戦してみませんか? もちろん、ロードバイクさえ乗ったことないと言う方もウェルカムです。坂道が多いのでシンドイですが、押して歩くこともできますし心配無用です。

次回は12/22(日)開催です。
一緒に走りましょう!

所要時間:約6時間
走行距離:約20km
料金:10,000円(レンタサイクル・ヘルメット・消費税込)
※自転車保険別途加入必須
集合場所:矢田山遊びの森駐車場(奈良県大和郡山市矢田町2070)
※現地までの公共交通機関はありません。駐車場は無料です。
※ご希望の方にはクロスビープランニングもしくは近鉄生駒駅より無料送迎いたします(先着順4名)。
定員:6名(最少催行3名)
開催日時:予約制となっていますので、必ず事前にお申し込みください
=>お申し込み

 

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