週末に行われたシクロクロスレースに参戦してきました。三年ぶりかな。
そもそも、シクロクロスって?
ほとんどの人が聞いたことないんじゃないでしょうか、この名前。「あー、あの街中乗るやつね。」「違います、それはクロスバイク。」
今回の会場は、オフィスから車で15分ほどの「みなと堺グリーン広場」に作られた特設コース。
会場によって性格は変わりますが、ここはほぼフラットで芝生がメイン。この上を走る、周回競技です。
走った後の軌跡はこんな感じ。
かなり細かなコースレイアウトです。
雪降る中を走り回ったり。
ロードレースのオフシーズンである冬季が、シクロクロスの本番。
トレーニングを兼ねて乗る人も多いですね。
なので、バイクもドロップハンドルがついた、ロードバイクに近い形状のもの。
似てるとは言っても、ロードバイクとは設計が全く異なります。
未舗装路を走るために太めのブロックタイヤを履き、泥がついても制動力を発揮するディスクブレーキを装備。
フレームは三角形が大きく、肩を入れて担ぎやすくなっていたり。他にも細かな違いはたくさんありますが、大きくはこんな感じです。
シクロクロスのレース時間はおよそ30分。世界選手権とかだと60分にもなります。
ロードレースだと5時間以上走りっぱなしも珍しくありませんが、シクロクロスはわずか30分。このわずか30分がめちゃめちゃしんどかったりします。抵抗の大きい未舗装路、滑りやすいコーナー、バイクを持ち上げてクリアするシケイン(段差)や砂場など。まるで障害物競走。休憩するポイントがどこにもありません。
心臓バクバクでした。
シクロクロスの魅力
とは言え、レースの敷居はロードレースやマウンテンバイクレースに比べ、かなり低いんです。
その一つが、レベルに合わせた豊富なクラス分け。初心者クラスのC4(カテゴリー4)からトップクラスのC1。40歳以上のみがエントリーできるCM1/2/3、レディスのCL1/2/3、キッズのCK1/2/3など。
自分のペースで走れば危ない箇所もありませんし、転倒しても大きな怪我もほとんどありません。コースがテクニカルで、路面のコンディションも良くないので、ロードレースのように勢いだけでクリアすることは不可能。テクニックを磨く絶好のトレーニングにもなりますね。
そしてコーステープで区切られているだけなので、至る所から応援が。カウベルを鳴らして応援する独特のスタイル。選手との距離が近いと、お互いにテンションも上がります。さながら運動会の様。
関西は主催者の努力もあり、シーズンインの10月からは二週に一度ほどのペースで、大阪・京都・和歌山と会場を点々としてレースが開催されています。エントリー費も3,000円と参加しやすいのも魅力です。
やってみたいけど・・・ その希望、叶えます
でも、ロードバイクやマウンテンバイクなどと比べると、経験者やバイク所有率はかなり低いですよね。
すでにロードバイクを乗ってる方からすると、興味はあるけど、そのために自転車を買うのもなぁ・・・と躊躇する方が少なくないかと思います。
これって、ロードバイクに乗ってサイクリングしてみたいけど、高いバイクを買うのはちょっと・・・てのと同じですよね。クロスビープランニングを立ち上げた目的の一つです。
ならシクロクロスも、同じ様にレンタルで楽しめる環境を作るべきじゃない?と。
秋あたりから、販売店さんに無理にお願いしてちょくちょくお借りしていたグラベルロードTopstone。これに乗った時から、冬場はレンタサイクルでシクロクロスレースに出るイベントやってみたいなぁと思っていたんです。そして先日、レンタサイクルとして各サイズが入荷したので、その第一弾として地元の大会に参加してきたわけです。
今回のお客様は2名のみ。どちらも女性サイクリストで、一人はシクロクロスって何?と、実際に観たことさえないレベルww
幸いなことに前日土曜日には試走できるため、練習を兼ねて走ってきました。私もTopstoneでコースを走るのは初めてなので。
ロードバイクやサイクリングでは遭遇しない障害物。
スピードを殺さずに飛び降りて、クリアした後、また飛び乗る。
かなり苦労していた様です。私も超苦手。
左の青いバイクがTopstone。シクロクロス用ではありませんが、お遊びであれば十分使えます。
タイヤも太く、サドルの高さもハンドルのスイッチで上げ下げできる(オフィスチェアーと同じ原理)ので、怖さも半減です。
右の黒いバイクはシクロクロス用のCAADX。専用なだけあって軽く、コーナーも曲がりやすい。
天気予報通りの大会当日
前日の天気は何処へやら。
6-12時の降水確率80%は伊達じゃない。
朝起きると、しっかりと雨でした。
ただ雨量は少なく、傘がなくでも大丈夫なレベル。
気温もこの時期では暖かい。
ピットもテント完備なので、意外と快適です。
朝にも試走があったのですが、レンタサイクルの準備などをしていたので、それはパス。というより、本番に向けて体力温存。
この試走が終わったあと順番にレースが始まるのですが、私のCM3Aクラスは第一レース。スタート3分前には、まだピットにいたくらいの準備不足。他の選手は試走や固定ローラー(インドアバイクみたいなやつ)でアップしているんですが、私はストレッチさえしていませんww
なので1周目は最後尾スタートで、ウォームアップがてらのサイクリング。一人だけのんびりフォームだったと、観ていた友人からは嫌味言われる始末。
2-3周目は同レベルの選手たちと抜きつ抜かれつしながら、楽しく30分のレースが終了。
次のレースはCM3BとCL2の出走。ここは友人が多いので、応援しがいがあります。雨が降り始めてきたので、路面は少し悪くなりそう・・・
多くの人から愛されキャラの、有名な業界人。
前日初めてシクロクロスを体験した高橋選手。
楽しそうではありますが、「コケたー!」と叫びながら走り去っていきます。
ちなみに彼女、この二日間ですっかりシクロクロスの虜に。
夕方、自転車屋さんに寄ったとか寄らないとかww
キッズのトップクラスであるCK1。フォームもかっこいい!! みな熱心に練習しているだけあって、めっちゃ速いです。
そしてもう一人のレンタサイクルライダー平田選手。
Topstoneで、レディス初心者クラスのCL3に。
試走15分での初レース。
タイトコーナーもクイッとまわり、高回転で足をクルクル。
なんと堂々の2位表彰台!
来年は自分の自転車でレースに参加しますと宣言してました。
なにはともあれ、友人も含めみな怪我なくレース終了。
トップカテゴリーのダイジェストムービーもアップされていましたので、雰囲気が伝わるかな。
https://youtu.be/fRVAO8NFvl4
会場から近いので、早めにオフィスに戻り、応援にきてくれた友人も含めてレース打ち上げ&新年会を。
シクロクロスに使えるレンタサイクル
サイクリングからシクロクロスまで使える
アドベンチャーグラベルロード
Cannondale TOPSTONE APEX1
-アルミフレーム/カーボンフォーク
-油圧式ディスクブレーキ -セミブロックワイドタイヤ
-ドロッパーシートポスト -11段変速
-サイズ: XS, S, M -適応身長: 155〜180cm(参考)
レンタル価格 (消費税・レンタルヘルメット込)
5,500円/4時間
7,500円/1日 6,000円/追加1日
扱いやすいシクロクロス入門バイク
Cannondale CAADX 105
-アルミフレーム/カーボンフォーク
-機械式ディスクブレーキ -セミスリックタイヤ
-22段変速
-サイズ: 48 -適応身長: 160〜167cm(参考)
レンタル価格 (消費税・レンタルヘルメット込)
4,500円/4時間
6,000円/1日 4,800円/追加1日
段差も軽く乗り越える、オフロードモデル
見慣れた景色の中で、非日常を味わいたい方へ
Cannondale TRAIL 7
-アルミフレーム/100mmトラベルサスペンションフォーク
-油圧ディスクブレーキ -18段変速
-サイズ: XS, SM, MD
-適応身長: 145〜183cm(参考)
レンタル価格 (消費税・レンタルヘルメット込)
3,500円/4時間
4,500円/1日 3.600円/追加1日
大人用にひけを取らないオフロードアドベンチャーモデル
Cannondale TRAIL 24
-アルミフレーム/63mmトラベルサスペンションフォーク
-機械式ディスクブレーキ -8段変速
-24インチスモールブロックタイヤ (24×1.95″)
-サイドスタンド装備
-適応身長:130〜150cm(参考)
太めのセミファットタイヤを装備し注目度バツグン
Cannondale CUJO 20
-アルミフレーム/アルミフォーク
-機械式ディスクブレーキ -7段変速
-20インチセミファットブロックタイヤ (20×2.6″)
-サイドスタンド装備
-適応身長:120〜140cm(参考)
レンタル価格 (消費税・レンタルヘルメット込)
2,000円/4時間
3,000円/1日 2.400円/追加1日
来シーズンはレンタサイクルでシクロクロスを始めよう!
2019-20シーズンは、レンタサイクルでレースを体験してみませんか?
現地で専用のテントを構え、初めてのレースでも安心できる万全のサポートをご提供します。
整備する必要も、泥々に汚れたバイクを洗車する必要もなく、手ぶらで楽らくレース参戦!
購入を迷っている方も、一度レンタルで参戦してみると、車種選定などもはっきりすると思いますよ。
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